アシナガバチは全体的に細めで腰のくびれが印象的!灰色の巣はシャワーヘッドに似た半円形
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お問い合わせ お気軽にご相談くださいこんにちは、横浜ハチ駆除本舗です。
こちらの画像は神奈川県横浜市中区でアシナガバチの巣を駆除したときのものになります。
お庭の草取り中に偶然、女王バチが飛んで戻ってきたのを目撃されて駆除のご相談をいただきました。
巣ができた場所は玄関すぐ前にある植栽の枝にありました。
見つけてから外に出られずお困りだったと思います。
この時期、まだ働きバチは産まれていないので女王バチの駆除が今後の“カギ”となります。
伺うタイミングで女王バチがいないと巣を撤去しても、その後に女王バチが周囲をうろうろします。
まさに帰巣本能です。
アシナガバチについての詳しい内容はこちらのページでご覧いただけます。
アシナガバチの駆除は自分でできる?
「あれ?蜂の巣!」ふと気づいたら、自宅にアシナガバチが巣を作りはじめていた。
そんなとき「ちょっと様子を見てみようかな…」と思うあなたの気持ちはわかります。
自分で駆除するにしろ、プロに依頼するにしろ、一刻も早い駆除をおすすめします。
この危険な蜂の巣の駆除について、自分で挑戦してみたい方もいらっしゃると思います。
そのときに大事なのが「蜂の見極め」です。
プロ以外が駆除を行うのにはとても危険な蜂もいるのです。
自力でアシナガバチの駆除を考えているなら、これらはとても大事な知識ですからしっかりご確認のうえ、取り組んでみてくださいね。
ひと昔は「蜂の子」をとるために自分で駆除していた方も多かったと思いますが、この作業は自己責任となります。
どんな蜂でも危険があることに変わりはありません。
安全のため、自治体やプロに駆除を依頼することも選択肢の一つです。
このページを参考に「蜂のいない安心な生活」をなるべく早く取り戻していただければと思います。
アシナガバチの駆除は素人でもできる?
アシナガバチの巣の駆除は、危険が伴う作業です。
アナフィラキシーショックという言葉を聞いたことがあると思いますが、蜂の種類や当人の経験によっては命にかかわります。
そのため、アシナガバチの駆除は「できるものもある」とお考えください。
状況によっては素人での駆除は絶対避けた方がよいケースもありますので、まずは自分で駆除可能かどうかを正しく判断することが大切です。
自分で駆除したいとき、まず確認することは?
蜂の巣を発見したら、そのままプロに頼んでしまえば細かい確認は不要です。
自力で駆除をお考えの方は、まず以下の項目を確認していきましょう。
- 蜂の種類
- 蜂の巣のある場所
- 巣の大きさ
多くの蜂は軒下や庭の枝木に巣を作ります。
日本で人間の住居近くに巣を作る蜂はある程度限定されます。
自宅で蜂の巣を見つけたら、その蜂は以下の3種類のどれかである可能性が高いと思います。
ミツバチ(蜜蜂)
はっきりした縞模様があり、全体的には黒っぽいと感じる見た目をしています。
体長は2センチ程度で、体全体に毛が生えています。
ミツバチと言えば、巣箱での飼育を想像される方も多いと思います。
巣のイメージが湧かないかもしれませんが、自宅にミツバチが巣を作った場合、板状の巣が垂れ下がるような形になっているはずです。
巣が大きくなると、この巣板の枚数が増えていきます。
早い段階で巣を発見できれば、白っぽい色の巣を確認できると思います。
ミツバチがたくさんの蜜を集めはじめると、巣は蜂蜜色に変わっていきます。
ミツバチの危険性
丸い見た目やイメージから、ミツバチを安全な蜂と思う方は多いと思います。しかし、実際にはミツバチに刺される方は多くいらっしゃいます。毒性もそれなりに高く、刺された場合、ショック症状が起きることもありえます。
アシナガバチ(足長蜂)
「足長」という名前のとおり、うしろ足が長く、飛んでいる際にダラリと足が垂れ下がっています。
体長は3センチ程度で、ミツバチより大きい個体が多いです。
ずんぐりした見た目のミツバチと違い、アシナガバチは全体的に細めで腰のくびれが印象的です。
スズメバチと似ているので、足で見分けを付けましょう。
足がうすめの黄色ならアシナガバチです。
一般的に蜂の巣といえば、アシナガバチの巣の形をイメージする方が多いと思います。
うすい灰色の巣は、シャワーヘッドに似たお茶碗をひっくり返したような半円形。
六角形の巣穴の模様がよく見えるのも特徴で、巣を見上げると、サナギや幼虫を見ることもできます。
アシナガバチの巣は弾力性もあって固いため、少し触ったくらいで壊れることはありません。
アシナガバチの危険性
アシナガバチは、ややゆっくりと飛んでいます。まっすぐではなくフラフラと動くため、この状態のときに蜂を避けるのは難しくありません。人への攻撃性は低めですが巣に危険があると判断すると、まっすぐ攻撃してきます。
スズメバチ(雀蜂)
スズメバチは蜂の中でもっとも大きい種類とされています。
個体によっては4センチを超える蜂も見かけることがあります。
見た目はアシナガバチによく似ているので、判別がむずしいこともあるかもしれません。
アシナガバチは黄色がかっていますが、スズメバチはややオレンジ色に見えるでしょう。
脚が黒いのが特徴です。
アシナガバチは黄色ですので、ここで区別を付けることができます。
スズメバチの巣は、段階によって形を変えていきます。
巣ができていく途中は、お茶碗のような形をしています。
完成すると、丸いボールのような形や、丸底フラスコを逆さまにしたような形になることが多いようです。
全体的に木目のようなマーブル模様が入っていて、見た目は「きれい」と感じることもあるでしょう。
木や樹皮をスズメバチの唾液でかためて何層もかさねた巣は、触ってみると予想外の硬さと感じると思います。
スズメバチの巣は、駆除せずに放置しておくと60センチを超えることもあります。
スズメバチの危険性
スズメバチはとても狂暴な蜂です。知らずに巣の近くを通っただけで攻撃してくることもあります。毒性がとても高いため、刺されたらすぐに病院に向かってください。なるべく早い治療が必要になります。
自分で駆除する前の準備
※自分で安全に駆除できると判断した場合のみ、自己責任で作業を行ってください。
危険を感じたらすぐに中断し、プロに依頼するようにしてくださいね。
まずは、以下の蜂の巣駆除グッズを用意してください。
防護服・安全な服装
「蜂駆除専用防護服」は必ずご用意ください。
自治体の無料貸出がある場合はそちらがお勧めです。
防護服を使わない場合は、以下の通り服装を整えましょう。
厚手の長袖
厚手の長ズボン
厚手のレインコート
厚手の革手袋
厚手の長靴(安全靴タイプ)
襟や袖口に隙間のない服である必要があります。
既製品で探す場合、丈夫な作業着がおすすめです。
黒などの濃い色はNGです。
濃い色は蜂を惹きつけるため、白か白に近い服装を用意してください。
長靴を履いた後は、その上から紐で縛るなど、蜂が服の中に入り込まないよう隙間をなくしましょう。
蜂駆除用の殺虫剤
こちらも必須アイテムです。
蜂専用のスプレータイプの殺虫剤(合成ピレスロイド系の成分入り)を用意しましょう。
合成ピレスロイドは、ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチに対して非常に効果が高い殺虫剤です。
噴射すると数秒後には死亡するため、身の安全のために必要です。
近くのホームセンターやドラッグストアで購入できます。
足りなくなる可能性がありそうなら3本程度用意しておきましょう。
蜂駆除の殺虫スプレーを探している方はこちらのページに記載しています。
巣を取り外す道具類
手で巣に触るのはとても危険な行為です。
長い棒などを用意して、巣を落としましょう。
意外と巣が硬いこともありますので、硬めの棒がおすすめです。
巣を回収する袋類
取り外した蜂の巣、どうすればいいでしょうか?
実は、ゴミ袋に入れて捨てることになります。
虫取り網を用意し、燃えるゴミの袋をそこにかぶせておくと、巣を回収した後にスムーズにゴミ袋に入れることができます。
懐中電灯・作業用ライト
蜂は暗くなると活動が鈍ってきます。
おすすめの駆除の時間帯は、夕方から日没後になります。
暗いと周囲が見えにくくなるため、巣の位置を先によく確認しておきましょう。
この時間帯は巣から外出していた働きバチが巣に戻っているため、一網打尽にすることができます。
そのため、懐中電灯やライトなどが必要になります。
ただし、蜂は光に対して集まってくるので赤いセロファンを貼り蜂の密集を避けましょう。
蜂駆除に使う道具類についてご興味がある方はこちらのページをご覧いただけますと幸いです。