蜂の巣駆除で蜂がいない時は?放置のリスクと正しい対処法を解説

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横浜ハチ駆除本舗です。

突然家の軒下やベランダに蜂の巣を見つけると、ドキッとしてしまいますよね。

でも、よく見てみると「あれ?蜂がいないかも?」と思うことはありませんか。

特に冬の時期や、まだ作りかけのように見える小さな巣だと、「このまま放置しても大丈夫かな」「魔除けになるって聞いたこともあるし…」と迷ってしまう方も多いはずです。

実は、「蜂がいない」と油断している時こそ、正しい対処を知らないと思わぬトラブルや春以降の再発を招いてしまうことがあるんです。

私自身、現場でお客様から「空だと思って近づいたら、中から一斉に出てきて危なかった」「放置していたら、翌年もっと大きな巣を作られてしまった」というお話を伺うこともあります。

この記事では、そんな不安を解消するために、長年現場で培ったプロの視点から、安全かつ確実な対処法をわかりやすくお伝えします。

「たかが空の巣」と思わずに、正しい知識で身を守りましょう。

記事のポイント

  1. 冬や春に見かける「蜂がいない巣」の正体と本当のリスク
  2. 空の巣を放置することで起こる衣類への被害や再営巣の問題
  3. 安全に自力で処分できるケースと、プロに頼むべきケースの判断基準
  4. 翌年も蜂を寄せ付けないための予防策と戻り蜂対策

  • 冬に見つけた蜂の巣を放置する危険性と二次被害
  • 作りかけで蜂がいない巣も油断できない理由
  • 小さい蜂の巣を自力で安全に処理する手順
  • ミツバチが冬にいないように見える理由と注意点
  • 春先の女王蜂が外出中に巣を撤去する際のリスク

「蜂が見当たらないから安全だろう」と直感的に考えるのはとても自然なことですが、実はその状態こそが、次のトラブルの種になっていることがあります。

一見すると空っぽに見える巣でも、季節や蜂の種類によって状況は全く異なります。

ここでは、なぜ蜂がいないように見えるのか、その裏にどんなリスクが隠れているのかを、具体的なシチュエーション別に詳しく見ていきましょう。

冬に見つけた蜂の巣を放置する危険性と二次被害

11月から3月頃の寒い時期に見かける巣は、基本的には空っぽです。

これには明確な生態学的な理由があります。

日本の主要な蜂であるスズメバチやアシナガバチは、一年で巣を使い捨てる習性があり、新女王蜂以外の働き蜂や旧女王は冬を越せずに死んでしまうからです。

「じゃあ、中身が空ならそのまま放っておいても害はないよね?」と思われるかもしれませんが、プロの視点から言えば、放置はおすすめできません。

実はここに「二次被害」のリスクが潜んでいるからです。

役割を終えた巣は、ただの乾燥した紙の塊ではありません。

巣の内部には、蜂の死骸、幼虫が食べ残したエサの欠片、脱皮した抜け殻、そして排泄物(糞)などが大量に残っています。

これらは、自然界の他の昆虫にとっては栄養満点の「ごちそう」であり、雨風をしのげる「温かい高級マンション」でもあります。

そのため、放置された巣には、予期せぬ別の住人が住み着くことが多いのです。

【放置のリスク:二次的な生物被害】

空の巣を放置すると、ゴキブリやクモ、ダニなどがシェルターとして利用し始めます。

特に屋根裏や壁の中など、普段目につかない場所に巣がある場合、そこが害虫の繁殖基地(温床)となり、天井裏の衛生環境を一気に悪化させる原因になります。

また、古い巣が残っていると、翌年以降に新しい女王蜂がやってきた際、「ここは雨風がしのげる安全な場所だ」と認識されやすくなります。

つまり、古い巣が「優良物件の目印」となってしまい、そのすぐ隣や近くに新しい巣を作られるリスクが高まるのです。

これを防ぐためにも、役目を終えた巣は感謝しつつも速やかに撤去し、環境をリセットしてあげることが重要です。

作りかけで蜂がいない巣も油断できない理由

春先(4月〜5月頃)に見かける、お椀を逆さにしたような小さな巣や、フラスコのような形をした作りかけの巣。

「蜂がいないし、今のうちに棒で落としてしまおう」と考えるのは、実は一年で一番危ないタイミングかもしれません。

この時期の巣は、冬眠から目覚めた女王蜂がたった一匹で作り始めた「初期巣」である可能性が極めて高いです。

もし巣に蜂がいなくても、それは巣が空なのではなく、「女王蜂がエサや巣材を取りに出かけているだけ」というケースがほとんどだからです。

女王蜂は、幼虫に与える肉団子(昆虫)を捕まえたり、巣を広げるための木の皮(パルプ)を集めたりするために、頻繁に外出します。

しかし、巣には大切な卵や幼虫がいるため、彼女は数十分程度で戻ってきます。

もし、あなたが「今のうちに」と作業している最中に、背後から女王蜂が帰ってきたらどうなるでしょうか。

母親である女王蜂は、自分の家と子供を守るために、必死で防衛本能を働かせ、攻撃してくる可能性があります。

無防備な背後からの接近は、非常に危険な状況を招くのです。

特にスズメバチの女王は、初期段階とはいえ毒針を持っており、刺されれば強烈な痛みとアナフィラキシーショックのリスクがあります。

また、この時期の女王蜂を逃してしまうと、彼女は近くの別の場所に巣を作り直し、夏にかけて急速にコロニーを拡大させてしまいます。

「巣を落として終わり」ではなく、確実に女王蜂ごと駆除するか、戻ってきたところを対処する計画性が求められるのです。

小さい蜂の巣を自力で安全に処理する手順

とはいえ、全ての巣に対して業者を呼ぶ必要があるわけではありません。

リスクを正しく理解し、以下の条件をすべて満たしているなら、ご自身で処理することも可能です。

無理は禁物ですが、正しい手順で行えば費用をかけずに解決できます。

自力駆除ができる安全基準(セルフチェック)

  • 時期
    12月〜3月の「冬」(完全に活動が停止している)
  • 時期
    4月〜5月の「初期」(直径15cm未満、ソフトボール大以下)
  • 場所
    軒下やベランダなど、脚立を使わずに手が届く開放的な場所
  • 種類
    アシナガバチやコガタスズメバチの初期巣(オオスズメバチは絶対NG)

自力で撤去を行う場合は、万全を期して以下の手順で行ってください。

  1. 時間帯を選ぶ
    必ず日が落ちて暗くなってから(春の場合)行います。蜂は昼行性なので、夜間は巣に戻って休息しており、活動が鈍くなるからです。
  2. 装備を整える
    厚手の白い服、帽子、手袋を着用します。懐中電灯には「赤いセロファン」を貼ってください。蜂は赤い光を認識しづらいため、刺激せずに手元を照らせます。
  3. 薬剤散布
    離れた場所(2〜3m)から、蜂駆除用の殺虫スプレーを噴射します。冬場であっても、念のため必ずスプレーを使用し、中に何もいないことを確認してください。合成ピレスロイド系の薬剤が含まれているものが推奨されます(出典:横浜市『アシナガバチの駆除について』)。
  4. 撤去と廃棄
    反応がないことを確認したら、長い棒などで巣を根元から落とします。落ちた巣はビニール袋に入れ、口を縛って可燃ゴミとして処分します。決して素手では触らないようにしてください。

特に注意していただきたいのは、スプレーをかけた瞬間の反応です。

もし「ブーン」という羽音が聞こえたり、中から蜂が出てきたりした場合は、慌てずにゆっくりと後ずさりして避難してください。

走って逃げたり、手で払ったりすると、蜂を刺激して逆効果になります。

「無理だ」と思ったらすぐに撤退すること。

これが自力駆除における最大の安全策です。

ミツバチが冬にいないように見える理由と注意点

ここまではスズメバチやアシナガバチの話でしたが、ミツバチに関しては少し事情が違います。

ミツバチは、働き蜂と女王蜂がコロニー全体で一緒に冬を越す、珍しい生態を持つ蜂です。

寒い時期、彼らは巣の中で身を寄せ合い、筋肉を震わせて熱を作り出します。

これを「蜂球(ほうきゅう)」と呼び、お団子状態になって暖を取り合っています。

外気温が低い日は活動を停止して巣に引きこもっているため、外から見ると全く動く気配がなく、「いない」ように見えてしまいます。

しかし、巣の中には数百匹から数千匹の蜂が生きています。

もし「空の巣だ」と勘違いして棒でつついたり刺激を与えたりしてしまうと、防衛本能が働き、集団で一斉に反撃される恐れがあり大変危険です。

ミツバチの攻撃は、一匹一匹の毒性はスズメバチほど強くないものの、集団で襲いかかってくるため、数百箇所を刺されるような深刻な事故につながる可能性があります。

また、ミツバチの巣には大量の蜂蜜が貯蔵されています。

素人が不用意に撤去しようとすると、巣が壊れて蜂蜜が周囲に散乱し、それがまた蟻や他の蜂を呼び寄せる原因になります。

壁の中や天井裏に巣がある場合、蜂蜜が建材に染み込んでシミになったり、腐食の原因になったりすることもあります。

ミツバチの巣に関しては、季節を問わず、安易に手を出さずプロに相談されることを強くおすすめします。

春先の女王蜂が外出中に巣を撤去する際のリスク

春先、作りかけの巣を見つけた時の対処について、もう少し掘り下げてお話しします。

女王蜂が外出している「不在の隙」を狙って巣を撤去するのは、理論上は非常に有効な作戦です。

しかし、そこには常に「帰還した女王蜂との鉢合わせ」というリスクが伴います。

巣を落とした直後に女王蜂が戻ってきた場合、彼女はパニック状態になり、あたりを飛び回って攻撃対象を探すことがあります。

これを「戻り蜂」と呼びますが、特に巣を失った直後の蜂は興奮状態にあるため危険です。

もし自力でやる場合は、必ず逃げ道を確保し、防護服に近い厚手の白い服を着て行ってください。

そして、万が一作業中に女王蜂が戻ってきたら、決して手で払ったりせず、静かにその場を離れてやり過ごすことが大切です。

また、撤去した巣をその場に放置せず、すぐに袋に入れて密封することも忘れずに。

匂いに誘われて蜂が戻ってくるのを防ぐためです。

「ちょっと怖いな」「自信がないな」と感じたら、無理をせず私達のような専門家に声をかけてください。

初期の小さな巣であれば、費用も比較的安く済むことがほとんどです。

私たちが作業する場合、戻ってきた女王蜂も確実に捕獲・駆除し、再発防止の処置まで行うため、その後の安心感が全く違います。

  • 駆除料金の相場と冬のオフシーズンに依頼する利点
  • 戻り蜂対策と翌年の再営巣を防ぐ忌避剤の使い方
  • 自力での解決が難しい高所や屋根裏の巣の対処法
  • 横浜ハチ駆除本舗なら蜂がいない巣も迅速に解決
  • 蜂の巣の駆除で蜂がいない時の相談は横浜ハチ駆除本舗

実は、蜂の駆除依頼には「ベストなタイミング」があります。

それがまさに、蜂がいない、あるいは個体数が少ない「冬から春先」にかけての時期です。

この時期に行動することで、安全性だけでなくコスト面でもメリットが非常に大きくなります。

駆除料金の相場と冬のオフシーズンに依頼する利点

蜂駆除の料金は、一律ではありません。「危険度」や「蜂の活動状況(巣の大きさ)」によって変動するのが一般的です。

夏場の最盛期(7月〜9月)は、蜂の数が数百匹に達し、攻撃性もピークになるため、どうしても危険手当が含まれて料金設定が高くなり、予約も取りづらくなります。

一方で、冬場や春先は危険度が低いため、多くの業者が割安な料金設定を行っています。

業者としても、スケジュールに余裕がある時期なので、じっくりと調査や予防対策を行えるというメリットがあります。

蜂の種類オンシーズン(6-10月)オフシーズン(12-3月)
アシナガバチ8,000円 〜 30,000円8,000円 〜 15,000円
スズメバチ15,000円 〜 50,000円10,000円 〜 30,000円
ミツバチ10,000円 〜 40,000円変動少(場所による)

このように、蜂がいない冬の時期や初期の春先は、比較的リーズナブルに駆除できるチャンスでもあります。

「蜂がいないのにわざわざ業者を呼ぶのは大げさかな?」と遠慮する必要はありません。

むしろ、この時期にご相談いただくのが、お財布にも優しく、一番賢い選択だと言えます。

私たち横浜ハチ駆除本舗でも、状況に合わせた適正価格をご提案しています。

詳しい料金やサービスの流れについては、こちらのトップページでご案内していますので、ぜひ参考にしてみてください。

戻り蜂対策と翌年の再営巣を防ぐ忌避剤の使い方

巣を撤去して終わり、ではありません。

特に春から夏にかけて巣を撤去した場合、外出していた働き蜂や女王蜂が戻ってくる「戻り蜂」対策が必須です。

また、蜂には「以前巣があった場所は安全で住みやすい」と認識する習性や、フェロモンによるマーキング効果があるため、同じ場所に再び巣を作ろうとする傾向があります。

これを「場所への執着」と呼びます。

例えば、アシナガバチは毎年同じ軒下に巣を作ることがよくありますが、これはその場所の環境条件(日当たり、雨よけ、風通し)が良いことを代々の蜂が本能的に知っているからです。

これを防ぐためには、巣があった場所やその周辺の壁面・軒下に、ピレスロイド系の殺虫スプレー(忌避効果のあるもの)をしっかり吹き付けておくことが効果的です。

殺虫成分が蜂を寄せ付けないバリアになります。

特に「トラロメトリン」などの成分が含まれているスプレーは、忌避効果が高いと言われています。

ただし、効果は雨や風で徐々に薄れてしまいます。

特に春先の営巣シーズン(4月〜5月)は、新しい女王蜂が巣場所を探して飛び回る時期ですので、2週間おきくらいに定期的にスプレーし直すと、翌年の営巣リスクをぐっと下げることができます。

雨上がりのタイミングなどでこまめにメンテナンスをすることが、再発防止の鍵となります。

豆知識:魔除けの迷信について

昔から「蜂の巣を玄関に吊るすと商売繁盛や魔除けになる」と言われることがありますが、現代の住宅事情ではおすすめできません。

古い巣は害虫を発生させるだけでなく、その匂いや材質が新しい蜂を呼び寄せる「目印」になってしまう可能性があるからです。

自力での解決が難しい高所や屋根裏の巣の対処法

「蜂がいないから大丈夫」といっても、物理的に作業が難しい場所にある巣については、絶対に無理をしてはいけません。

怪我のリスクが非常に高いからです。

  • 高所
    2階の軒下や屋根の頂点など、長い梯子が必要な場所。蜂がいなくても、足場が不安定で転落事故のリスクがあります。慣れない梯子作業でバランスを崩し、大怪我をしてしまっては元も子もありません。
  • 閉鎖空間
    屋根裏、壁の中、床下など。狭い空間で薬剤を使用すると、作業者自身が薬剤を吸い込んで中毒になる恐れがあります。また、逃げ場がないため、万が一蜂が残っていた場合にパニックになります。
  • 特殊な場所
    エアコンの室外機の中や戸袋の中など、分解や養生が必要な場所。

特に屋根裏などの閉鎖空間は、巣を撤去した後の清掃(死骸や糞の処理)も重要ですが、素人では手が届かない部分も多く、害虫の温床を残してしまいがちです。

私たちプロの場合、巣の撤去だけでなく、周囲の清掃、侵入口の封鎖(コーキングや金網設置)までセットで行います。

高所や隠蔽部の巣に関しては、安全と安心をお金で買うつもりで、プロに任せるのが正解です。

横浜ハチ駆除本舗なら蜂がいない巣も迅速に解決

私ども横浜ハチ駆除本舗では、活動中の危険な蜂駆除はもちろんですが、「蜂がいない空の巣」の撤去や、再発防止のための予防消毒だけでも喜んで承っております。

「自分でやるのはやっぱり怖い」「高い場所にあって届かない」「本当に蜂がいないかプロの目で確認してほしい」といったご相談も大歓迎です。

現地調査をしっかり行い、もし本当にリスクがない状況であれば、その場でお伝えして「これならご自身でも安全にできますよ」とアドバイスさせていただくこともあります。

もちろん、撤去をご依頼いただく場合は、作業前に必ず総額のお見積もりをご提示し、ご納得いただいてから作業に入ります。

知らないうちに追加料金が発生したり、強引に契約を迫ったりすることは絶対にありませんので、ご安心ください。

私は地域密着で活動しており、お客様との信頼関係を何よりも大切にしています。

蜂の巣の駆除で蜂がいない時の相談は横浜ハチ駆除本舗

蜂がいない巣であっても、放置すれば衣類を食べる害虫の発生源になり、翌年の蜂を呼び寄せる原因にもなります。

「たかが空の巣」と思わずに、気づいた時が片付け時です。

特に冬から春にかけては、安全かつ低コストで環境を整える絶好のタイミングです。

ご自身で処理される場合も、今回ご紹介した手順を守って、十分気をつけて行ってくださいね。

もし少しでも不安があれば、私たち横浜ハチ駆除本舗にお気軽にご連絡ください。

あなたの暮らしの安心を取り戻すお手伝いを、誠心誠意させていただきます。

この記事を書いた人

横浜ハチ駆除本舗
横浜ハチ駆除本舗
ご覧下さり誠にありがとうございます。感謝申し上げます。

横浜市や川崎市を中心に神奈川県内全域でスズメバチ、アシナガバチなどの蜂の巣駆除をしております。

一部の地域を除き出張費無料でうかがっています。蜂でお困りのときはご相談だけでも大丈夫ですのでお気軽にお問い合わせください。

参考:公式リンク集(保存版)

突然の蜂の巣

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